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2008年06月22日

疑う技術―ウソを見破る9つの視点 []

インターネット社会で生きる中で、特に大切なことは、情報を取捨選択する力だと思います。義務教育の中で情報の取捨選択が大事だよとは確かに聞いたけど、所詮その程度で、だからどうしろという事は教わらなかった気がします。すなわち「疑う技術」が培われていないわけです。もう、それこそ小さい頃から教育して身につけさせていくべきだと思うのですが。。。

さて、本書ですが、9つのジャンルに分かれて具体例書かれているだけです。内容もよく聞くような事例しか書いていないので、今更特になるほどと思うこともありません。自分としてはどうすれば疑う力を養えるかが知りたかったので、期待はずれでした。

2008年06月12日

疑似科学入門 []

科学を装った、エセ科学、トンデモ、超常現象を疑似科学と総称。これを、エセ宗教など科学を利用して人間の心につけ込む第一種疑似科学、科学を援用・乱用・ご用・悪用する詐欺的行為の第二種疑似科学、複雑が故に疑似科学と真正科学のグレーゾーンにある第三種疑似科学の三つに分類し、具体的な例を元にそのカラクリに迫る。巻末では、疑似科学に陥らないための対策について論じられており、幼い頃から疑う技術を身につけることの大切さを説く。

2008年06月09日

地球生命圏―ガイアの科学 []

地球を中心とする生命圏が、相互作用によってまるで一つの生命体であるかのように自己調節機能を有し、生命が存在するに相応しい環境を作り出しているという仮説、「ガイヤ仮説」の原典。

ガイア仮説については昔から勉強してみようと思っていて、特にマクロの視点から環境問題を考える上で、知っておくべきでしょう。
地球の大気組織は、酸素が約21%、窒素が約78%となっていますが、化学平衡からいうと、本来は99%が二酸化炭素でしかるべきなのです。これ一つをとっても、地球は特異な存在であることがわかりますし、なんらかの作用が働いているということを想像するに難しくないです。ガイア(地球)がいかにしてこの非平衡状態を作り保っているのか。興味をある人は、是非一読を薦めます。

環境を扱ったものは感情的になりがちですが、環境問題を危惧する文言は出てくるものの、数字を元に極めて論理的に語られており、主張にも無理がないので安心して読むことができます。ただし、「訳者後記のかえて」と題された訳者の持論は甚だしいものがあるので、そこは飛ばしてしまえばいいでしょう。(アマゾンの商品の説明を見てたら、訳者と編集者を批判している文章がありました。普通、商品売るのに批判ってしないですよね。)

2008年05月07日

レコードマップ+CD ’08-’09 []

音楽マニアにはおなじみ”レコマ”ことレコードマップ。東京にいたころは、ディスクユニオンというお気に入り店があったからよかったのですが、関西の事情は全く分からない。インターネットにはお薦めのアルバムを紹介するサイトは溢れているけど、お薦めのCDショップ(レコードショップ)というのはなかなかないので、こういうものの存在はありがたいです(ただし、本書の1/3は東京のショップ情報で、地方のショップ情報は少ないですね)。厳選されたショップの在庫や情報が一通り書かれており、駅からの地図があるのもありがたいです。しょぼいCD屋に入って時間を無駄にすることもなさそう。
うれしいのはレコマを持参すると特典を受けられるショップがちょいちょいあること。レコマ片手にお気に入りのCDショップを探します。

2008年05月06日

常識として知っておきたい世界の三大宗教 []

ヨーロッパ旅行をきっかけにキリスト教に興味を持ちました。常識程度のことなら知っておいても損はないかなと、買ってみました。以前買った「世界の宗教が面白いほどわかる本」は宗教とは何かなど、より根本的なことから書いてありましたが、今回の本はタイトル通り三大宗教である仏教、キリスト教、イスラム教について、その信仰や思想、教典などにしぼって書かれています。

本書が200ページちょっとだということから想像がつくように、おおざっぱにしか書いてありません。一般教養としてはこれで十分なのでしょう。興味の出発点としてはいいのではないでしょうか。

2008年04月21日

下流社会 []

一億総中流から上流下流二極社会へ。

三浦展のベストセラー。初版は2005年9月だが、現在もワーキングプア問題など様々な本に引用されており、興味を持った。もちろん「下流社会」という言葉は著者の造語。

価値観、性格、思考パターン、食生活、教育観、居住地など様々な方向から、アンケートや統計資料を基に考察している。母数の小ささから信憑性の低い結果がほとんどであるようにも思えるが、やはり明確な傾向が出ている。そもそも上流だ下流だというのは個人の考え方にもよるだろうし、ちょっと金があるだけで上流を気取っているのもおかしな話だ。
しかし、この本で本当に問題にしているのは、「頑張らなくてもいいと思っている人間が増えている」のが事実であり、これが「日本経済の縮小」を招くとしているところだ。日本はこれからどう進めばよいのか、それを考えるためにも一読の価値はあると思う。

2008年03月16日

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 []

前々から気になってはいたのですが、タイトルの怪しさからなんとなく手に取るのをためらっていました。しかし、150万部を超えたということでいい加減買うことにしたのです。

この本の位置づけは、「会計学に興味を持つための本」であると言っていいでしょう。専門用語もほとんど出てきませんし、エクセルシートのようなものも全然出てきません。また、身近な疑問を通して会計に興味を持ってもらうというのがコンセプトとして書かれているので、数字に弱い人も安心して読めるでしょう。自分は数字にそれほど苦手意識があるわけではありませんが、読むのが決して早くない自分も2時間かからずに読めたので、内容は軽めです。

さて、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 」という問いに関してですが、少なくとも購入前に想像していた範囲を超える解答は残念ながらありませんでした。その他いくつか上げられている疑問も、「やっぱりそうか」といったところで、ある程度理系的なセンスがある人や、会計学や統計をかじったことがある人なら、新たに得られることは多くないかもしれません。ただ、「会計学に興味を持つため」としてはかなり成功した本であると思うし、実際自分も会計学に興味が出てきています。

というわけで、会計学の入門書の入門書としてはとても良い本だったと思います。750円が高いかそうでないかと聞かれると微妙なところ。

2008年03月03日

自分探しが止まらない []

タイトルが反則。思わず購入してしまった。

自分探しの罠にはまらないための道を探る! 自己啓発や自己分析でかえって己を見失ってしまう若者や、自分を探しに世界へまで飛び出してしまう夢追い人など“自分探し”は日本中に蔓延している。 中田英寿から「あいのり」まで幅広い分野での自分探しを分析し、その実態を探り出す。

タイトルのキャッチーさとは対象に中身はいたってまとも。引き合いに出されている例や、引用文献も豊富で、無理なくまっとうな意見が述べられているのがとても良い。

第1章 世界に飛び出す日本の自分探し
第2章 フリーターの自分探し
第3章 自分探しが食い物にされる社会
第4章 なぜ自分探しは止まらないのか?

4つの章から”病気”とも言える若者の「自分探し」について考察している。「自分探し」を強要してくるニューエイジャー、一部の成功者を持ち上げ「やりたいことを仕事にしろ」と迫ってくる各種メディア、そして「自分探し」を食い物にするビジネス構造。あとがきにて、著者自身も自分探しが止まらない若者の一人だと明けているが、そんな若者への言葉は決して優しくない。たいした努力もなしに環境を替えるだけで自分の内にある”はず”の才能が開花すると思っている若者に対して、それは甘えと言い放つ。

実のところ自分も、就活で提出した大学時代を総括する作文には、はっきりと「大学は自分探しの旅であった」と書いた。しかし、上記のような若者と決定的に違うのは、自分は高校卒業時点でやりたいことがすでに見つかっており、大学での自分探しは、夢を実現させるためのプロセスを選択することだったということだ。早い段階で自分の目標が決められたというのはある意味運が良かったのかもしれない。自分探しに必死になって、その日暮らしに甘んじていた可能性も完全に否定することはできないから、あまり笑えたもんじゃない。
けど、一つだけ言いたいのは、確かに環境は自分を変えてくれるけど、そんなちょっとした経験よりも、20年近くかけて形成された自分の人格・人生観を大切にしたほうがいいんじゃないかということ。今の自分を見て、こんなはずじゃなかったなんて考えたくもない。

最後は「自分探し」に迷走する若者で溢れる現状が、宗教や国家といった共同体よりも個人に重きが置かれるようになった現代が生んだ産物とし、「現実逃避ではなく、前向きな姿勢を大切に」として締めくくっているが、最終的に自分探しの罠にはまらないための解決策は明示されてはいない。

2008年02月12日

会社員の父から息子へ []

「会社員」として長い年月を勤め上げたひとりの人として、息子(娘)に伝えておきたいことがある―そう思うお父さんは決して少なくないだろう。だがそれは、謹厳実直な人生訓ではない。立派な申し渡しでもない。遺言ともちがう。しいて言えば、自己証明の記録だろうか。すべての無駄を排除したのちになお残る言葉があるとすれば、それのみを掬い上げて伝えたい、父から子への手記。

タイトルに引きつけられて手にとってしまいました。
34年間洋書輸入会社に勤めた会社員の父から息子へ言葉。起業家でもなければ、大学教授でもない。思想家でもなければ、文学者でもない、ごくふつうの会社員です。それなのに何でこの本を取ってしまったか。それは「ふつう」の会社員が書いたものだからに他ならりません。世の中にいる大半のお父さんは「ふつう」会社員ではないでしょうか?そして、4月からは自分も「ふつう」の会社員になるのです。

第一章は「父親失格」から始まります。子供に勉強やスポーツを教えたこともなければ、運動会や授業参観にも1,2度行ったことがあるくらい。会社から帰ればテレビばかりで食事中もほとんどしゃべることもない。父親としては落第の分類にはいるのかもしれません。そんな著者が過去を顧みながら、自分の考えを淡々と語っていきます。時に自分に言い聞かせるような文体で書かれてはいるものの、その考え方はしっかりものが一本通っていて、素直に共感を覚えます。そうして出てくる「ふつうに生きろ」という言葉。全てはこれに集約されていると思うのです。

ただし、この「ふつう」、人並みとか平均とか常識的という意味では全くありません。あくまで自分の中で定義された「ふつう」。つまり、「ふつうに生きる」とは自分の心の中から純粋にでてくる気持ち、素直な心に従って生きることなのです。しかし、これって意外と難しいことなのではないでしょうか。世間から何を言われようが惑わされない強い意志がなければいけません。

何となく買った本でしたが、食い入るように読んでいました。もしかしたらこの著者に自分の父親の姿を重ねていたのかもしれません(ああ、言葉は少なめですけど、運動会などは必ず来てくれましたよw)。
そして、将来に対する不安もあったと思います。自分は父親を尊敬していますが、自分が父親となったときに子供たちは自分のことをどう思うのだろうかと。
結局それに対して結論は出なかったけど、とりあえず、これまでもそうしてきたように自分の価値観を大事にして生きていこうと思いました。

2008年02月10日

武士道 []

「日本人としての自覚と誇り」

日本人の精神を体系的に示した初めての本であり、世界的なベストセラーである「武士道」。

倫理的規範者規範となる一人の神や聖書の無い日本において、どのようにして道徳的基盤が培われたのでしょうか?それは明治維新以前の「士」を頂点とする封建社会の歴史において長い年月をかけて築き上げられたものです。聖書のように完成した一つの本ではなく、神道を基盤に仏教や儒教など様々な思想をを取り入れ、偉人たちの格言と共に時代から時代へ語り継がれた、まさに日本の軌跡。もちろんその名の通り「武士」の間で守られるべき規範、道徳律でしたが、その根底にある精神は広く国民に根付いたはずです。

時は流れて、現在。新渡戸先生が世界に伝えた美しい日本人の精神はまだ残っているでしょうか?倫理観の欠如、道徳の崩壊・・・。日本人としての自覚を、そして日本人としての誇りを、もう一度取り戻すために読んでおかなければならない一冊だと思います。

2008年01月13日

電力・ガス (日経文庫―業界研究シリーズ) []

就活用に買ったもの。そのときは必要なところだけ選んで読んだのですが、せっかくなので一通り読んでみました。
まず電力・ガスの現状、そして現在の体制に至るまでの歴史的背景が触れられます。特に規制緩和については丁寧に解説されていて、とてもわかりやすいです。
後半は電力・ガス主要各社のデータ。電力会社・ガス会社なんてどこも同じだろ?と思っていましたが、設備構成・経営方針など実は結構差がありますね。料金も結構違います。都市ガスでさえ会社によってで1000円くらい差がつくこともあるようです(標準家庭で)。
まぁ、経営方針などは各社のIRなどを見ればわかることですが、一冊の本にまとまっているという意味で貴重だと思います。電力会社・ガス会社に就職したい人は読んでおいて間違いないと思います。発電所メーカーに行きたいって人も読んで損はないと思いますが、たぶん期待しているデータは少ないでしょう。

2007年12月29日

手にとるように経済用語がわかる本 []

タイトル買い。
ところどころ不親切なところもあるのと、これって本当に必要な図?とハテナマークがついてしまうところもありますが、全体的に読みやすく書かれていると思います。
こういう本を読むと、「実際経済についてどこらへんまで知っておく必要があるのだろう?とりあえずだとしてもこの本だけで充分?」と、教養がない事への不安を煽ってしまうんですよね^^; まぁ、次はもうちょっと専門的な本でも読んでちょっとずつ知識を増やしていきましょう。

1500円はちょっと高いと思う。

2007年12月18日

ウェブ進化論 []

いまさらだけど読んでみました。その方面ではあまりに有名な本ですが、IT関係の書物はなにぶん鮮度が落ちるのが早いので賞味期限が切れる前に。

「ムーアの法則に沿った情報コストの劇的変化」「グーグル」「Web2.0」など、いくつか章にわけて昨今のインターネット事情に触れていますが、読み終わって思ったのは、「インターネットのこちら側(インターネットのよりフィジカルな部分)ばかり見ている企業は古いよ、あちら側(バーチャルな部分)を重んじてるGoogleは最高!」につきます。日々ネットに触れている(特にに若い)人や、ある程度経済に通じている人にとってははっきり言って特別新しいことは得られないでしょう(発行が2006年の2月だということもあるかもしれない)。ですが、昨今のインターネット事情の確認、シリコンバレーからITバブル・現在までのITの流れを把握しておくという意味では面白い内容になっていると思います。

梅田望夫はこれから大変化が起こると言った。一方ひろゆきはもうこれ以上ネットは社会を変えないと言った。どうなるにせよ、ネットがまだまだ面白くなる可能性を秘めているのは確かなようだ。

2007年12月16日

世界の宗教が面白いほどわかる本 []

ということで今回は宗教の本。
宗教は昔から興味がある分野なのですが、高校の倫理の授業ではキーワードを覚えるばかりで、教養として頭に全然入っていない。しかも本も膨大にあって正直どれから手をつけていいかわからない。ということで、ピッタリの入門書が見つかったので読んでみました。

宗教はそもなんぞやというとことから、宗教の発生、世界の宗教など、一通りの事が優しい言葉遣いで時に図を交えながら説明されているので、タイトルに偽りなく「世界の宗教が面白いほどわかる本」に仕上がっています。この本の特に素晴らしいところは日本人の宗教観に関する章で、しばしば他国から無宗教とも言われる日本独特の宗教観がああなるほどよくわかります。そしてその先に見えるのは、自然と共に生きる美しい日本人の自然観、宗教観。きっと日本人であることを幸せに思うはずです。
巻末には文献の案内も掲載されているので、さらに知見を深めたい人はそれを参考にするのがいいでしょう。
お薦め。

2007年11月22日

裁判所が道徳を破壊する []

「出しゃばりすぎる裁判官たち」

暴走する裁判所を道徳という視点から見た本書。内容は大きく分けて以下3つ。
・ 破産免責
・ 親殺し
・ 国旗・国歌訴訟

メインとなるのは本の半分を使って書かれてある、国旗・国歌訴訟でしょう。「都立高校の教職員が入学式・卒業式に国旗の掲揚及び国歌斉唱を不当に強制されたと東京都を訴えた裁判」で、判決の出た当初は様々なところで話題になりました。いろんな人がいろんな事を考えた問題でしたが、法律の観点ではどこがどうおかしかったのか、確認の意味でも読んでおいて損はないと思います。
判所の役割と、権利の範囲を超えた蛇足判決、変更裁判の事例。民衆から選ばれた議員からなる国会(立法)や、その代表でできる内閣(行政)と違い、3権の中で民意を介さない異種の機関である裁判所(司法)の本来あるべき姿はこれから考えていかないといけない問題です。
押しつけがましさと、自画自賛ぷりはいただけませんが、理系出身ということもあってか論理的で掘り下げた考察をしていて面白かったです。

2007年10月24日

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? []

「もうこれ以上、インターネットは社会を変えない。」

旬は少し過ぎましたが、本屋をブラブラしてたら目に留まったので買ってみました。
「2ちゃんねるがなぜ潰れないか」ということに関しては初めの10頁ほどで、”ひろゆき”氏のIT論がメイン。が、これが面白い。現状のインターネットとこれからのインターネットについて、おそろしいほど冷静で現実的に分析・考察しています。”Don't be evil”は「なるべく悪にはなりたくないなぁ」、mixiがペンタックスの時価相場より高いという異常なITバブル、本当はつまらないけどつまらないという認識をするのが大変なセカンドライフ、Youtubeは発明ではない、そしてWeb2.0はマイナスイオン・・・ 話があまりに露骨で、悲観的すぎるような気もしますが、実際のところ「よくぞ言ってくれた」って感じです。やっぱり自分も違和感持ってたんだよなぁ・・・

”ひろゆき”といえば2ちゃんねるの管理人で、裁判にも出てこないアナーキーな人間、程度の認識でしたが、冷静で現実主義者でなんだかんだいってもインターネットのことよく考えてるのがわかり、好感を持ちました。面白かったです。

2007年10月12日

右翼と左翼 []

「右翼は保守派,左翼は革新」
その程度の知識はあるけれど,実際ナニ?って聞かれると「よくわからない」という状態.前々から興味があったのですが,新書コーナーで目に入ったので買ってみました.

最近の学生の右翼左翼対する認識についてから始まり,前半は右翼・左翼という言葉が生まれたフランス革命から,それが世界的に広まるに至った経緯が書かれており,後半は日本における右翼・左翼について書かれています.
特に日本についての右翼と左翼の変遷は興味深く,歴史的な事件や教科書に出てくるような著名人も多く出てくるのでどんどんページが進んでしまいます.また,戦後のサブカルチャー的な動きや,最近の事としては”エヴァンゲリオン”や”ネットウヨ”などの考察も書かれており,なかなか面白かったです.

最終的に心に残るのは,結局,世の中を右と左で分けるのは無理があるということですね.
お薦め.

2007年10月09日

上司の品格 []

上司というにはまだまだ早いけれど、研究室でも直属の部下ができたので手に取ってみました。
が、おもしろくなかったですね・・・。良いことも言っているのですが,大半が最近の人への愚痴と問題提起で、内容も至って普通。今更じっくり読むような内容でもないと思います。「品格」という言葉に惑わされず、他の自己啓発本を手に取った方がためになるかもしれません。とりあえず、見開きの右頁にデカイ字で良さげな言葉が書いてあるので、それをさらりと読んで、気に入るものがあれば左の頁も読めばいいのではないでしょうか。

結局のところ、自分が「普通」だと思ってるレベルの事も、いざ行動に移そうとすると難しい、そういうことなんだなぁきっと。

2007年09月29日

苦手な相手に勝つ実践切り返し術 []

苦手な人?さあ、誰のことかなぁ・・・w
まぁ、それは冗談として、最近”会話”って難しいものだなぁと思うようになってきたんです。こうしておけば、こう言っていれば・・・みたいな後悔って少なからずありますよね。それが嫌なタイプの人間だったりするとなおさら!悔しいやら泣けてくるやら^^;
ということで、本屋でたまたま目に入ったので買ってしまいました。会話例を上げながら「相手に勝つ」方法が述べられています。うまくいきすぎだろと思うような例もありますが、心理学がベースになっていて、なかなか興味深く読むことが出来ました。一度読んだくらいでは忘れてしまいそうですが、絵付きのまとめが毎回あるので読み直すときも便利そうです。まぁ、仕事と女の話ばかりだったような気もします^^;、
言葉は偉大なり!

2007年09月28日

5年後にお金持ちになる資産運用 []

自分の夢の一つに「オーディオルームのある家」というのがあるんですけど、普通にサラリーマンをやっていたら難しい。ってことは、なんらかの仕事以外の収入が必要なわけです。仕事しながらってことになるとやっぱり投資でしょう。


本書ですが、投資で一攫千金を狙いたいという人には全く向いていません。投資先として一番適しているのは「自分自身」だと言い切っています。5000万円を株などの投資で儲けるよりも、勉強して年収5000万になるほうがよっぽど意味のあることです。ということで、本の半分は投資がいかにリスクを伴うものか、銀行や証券会社がいかにテキトーなことを言っているかが懇切丁寧に書かれています。
そして後半は、いかにリスクを回避し資産を守るか、そして着実に資産を増やすかについて語られています。日本経済が破綻することまで考えた確実な資産運用が述べられており、少し強引なところもありますが、なるほど感心できる内容だと思います。
期待していたよりもサラッと軽い感じでしたが(1500円ならこんなもんでしょう)、資産運用の基礎を知る上では十分すぎる良い本だったと思います。

とかなんとか書きましたが、資金が無い身としてはとりあえず一生懸命働けということですね。

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