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裁判所が道徳を破壊する []

「出しゃばりすぎる裁判官たち」

暴走する裁判所を道徳という視点から見た本書。内容は大きく分けて以下3つ。
・ 破産免責
・ 親殺し
・ 国旗・国歌訴訟

メインとなるのは本の半分を使って書かれてある、国旗・国歌訴訟でしょう。「都立高校の教職員が入学式・卒業式に国旗の掲揚及び国歌斉唱を不当に強制されたと東京都を訴えた裁判」で、判決の出た当初は様々なところで話題になりました。いろんな人がいろんな事を考えた問題でしたが、法律の観点ではどこがどうおかしかったのか、確認の意味でも読んでおいて損はないと思います。
判所の役割と、権利の範囲を超えた蛇足判決、変更裁判の事例。民衆から選ばれた議員からなる国会(立法)や、その代表でできる内閣(行政)と違い、3権の中で民意を介さない異種の機関である裁判所(司法)の本来あるべき姿はこれから考えていかないといけない問題です。
押しつけがましさと、自画自賛ぷりはいただけませんが、理系出身ということもあってか論理的で掘り下げた考察をしていて面白かったです。

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2007年11月22日 00:58に投稿されたエントリーのページです。

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